大会告知フライヤー、研究内容等の解説ポッドキャスト(暫定版)公開

富山大会明日の授業づくりへ ― 富山大会、授業研究発表・分科会発表内容のご案内


PDF ➡️   富山大会 授業研究 分科会報告フライヤー


第51回全日本高等学校書道教育研究会 富山大会【北信越ブロック開催】(令和8年8月6日・7日/富山県民会館)まで、20日前となりました。

大会第2日のポスターセッションでは、別ページでフライヤーをご紹介しましたが、今回は富山大会の中核をなす「授業研究発表」と「分科会発表(授業実践報告)」、あわせて8本の実践発表について、その内容をご案内します。

明日7月19日(日)は発表者のオンラインプレ発表会が開催予定です。
7月19日のオンライン・プレ発表会にご参加の先生は先生方の各発表概要把握として「大会告知フライヤー」と「ポッドキャスト2本(暫定版)」を公開します。ご活用ください。


ポッドキャストはnoteで公開中
ポッドキャスト動画 Ver.1  2本



二本柱の発表、その意味

富山大会の大会テーマは『書道でウェルビーイング』~より良く学び、より良く生きるために、書道教育はいかに貢献できるのか~です。

今大会の発表は、二本柱で構成されています。第1日(8月6日)は北信越ブロックの代表による「授業研究発表」、第2日(8月7日)は全国各地の先生方による「分科会発表」。いずれも発表のあとに研究協議の時間をあわせ持ち、一方向の報告で終わらせず、参加者とともに考えを深める場としています。

生徒の「書きたい」という内発的な意欲をどう引き出すか。自己肯定感やメタ認知といった、今の教育現場で共有されているキーワードと、書道という教科の特性がどう結びつくか。8本の発表はそれぞれ切り口こそ異なりますが、根っこにあるのは大会テーマと同じ問い――書道教育がいかに生徒の、そして教員自身のウェルビーイングに貢献できるか、です。


当日の概要

第1日|8月6日(木)
12:45~15:10 授業研究発表・研究協議
15:20~17:00 ブロック別情報交換会
18:30~20:00 教育懇談会(ホテルグランテラス富山)

第2日|8月7日(金)
9:30~11:00 分科会発表・研究協議
11:10~12:00 基調講演会
       文部科学省 初等中等教育局 教育課程課教科調査官 
       豊口 和士 先生
12:50~14:20 小分科会(ポスターセッション)


授業研究発表(第1日)

北信越ブロックを代表するお二人の先生が、 「ウェルビーイング」をキーワードに、生徒の内発的な意欲と自己肯定感を育む書道の授業実践を発表します。

① 中野 里咲 先生(富山県立富山いずみ高等学校)
「ウェルビーイングを育む『漢字仮名交じりの書』」。“ことば探しノート”で書きたい意欲を引き出し、独自の「書道でウェルビーイングチェックシート」で自己肯定感の高まりを可視化した実践です。

② 小池 夕子 先生(長野県教育委員会 心の支援課)
「ウェルビーイングを追求し実現できる書道とは」。ICT端末とカードゲーム的要素を用いた古典分析、四人一組のグループ鑑賞を通して、対話が自己分析へとつながる過程を報告します。


分科会発表(第2日)――3つの視点、6本の実践

A|個別最適な学びと協働的な学びの実現を目指した授業

谷内 浩 先生(富山県立新川みどり野高等学校)
 認知能力検査による実態把握をもとに「伸ばす学び」「標準的課題」「支える学び」の三層構造を設計し、硬筆・篆刻・漢字の書・仮名交じりの書の4実践で検証。

松原 直也 先生(東京学芸大学附属高等学校)
小室 信男(全高書研 研究・事業推進専門役員会)
 三井記念美術館・東京国立博物館での企画展鑑賞グラム等を活用した平安時代の仮名名筆の鑑賞活動。文化理解の深化・主体的協働的学びの促進・自己との関連付けという4つの成果と、その見える化のための開発ツールを紹介します。

B|スクール・ポリシーを意識した授業
上村 貴子 先生(富山県立富山高等学校)
 3パターンの作品と相互鑑賞会を通じ、対話と批判的思考で生徒が自走する過程を報告。

太田 祐貴 先生(福井県立若狭東高等学校)
 自己受容・自己効力感・当事者意識など教育課題のキーワードと芸術科書道とのマッチングを、生徒のふりかえりから検証。

C|書の伝統・文化に親しむ態度の育成を目指して
佐藤 栄里 先生(新潟県帝京長岡高等学校)
 地元・長岡ゆかりの「良寛の書」の鑑賞から臨書へつなげる実践。
清水 大輔 先生(岩手県立盛岡商業高等学校)
 地元出身の原敬をテーマに、原敬記念館での4カ月・3回にわたる継続的な鑑賞学習。


会長挨拶・大会長挨拶より
全高書研会長・木村則夫先生は「芸術科書道は『生きる力』の根幹である『人間性等』を育む極めて重要な科目である」と述べ、大会長・向 茂美先生(富山県立福岡高等学校校長)は「本大会ではウェルビーイングの向上に書道教育がどのような役割を果たせるかを研究・実践した成果を発表する」と、大会の意義を語っています。

このたび、授業研究発表・分科会発表の案内フライヤー(A4・7ページ)を作成しHPに公開しました。
大会日程、会長・大会長挨拶の要点、8本の発表内容、お問い合わせ先や併催展の情報までをまとめています。ぜひ大会当日の参考にご覧ください。
 
皆様のご参加をお待ちしています


8本の実践は、それぞれの学校・地域の文脈の中で積み重ねられてきたものです。会場でぜひ発表者の先生方に直接お声がけいただき、明日の授業づくりへのヒントを持ち帰っていただければ幸いです。

第51回富山大会、皆様のご参加を心よりお待ちしております。


2026年7月18日
全日本高等学校書道教育研究会 研究・事業推進専門役員会
 









 
2026全日本高等学校書道教育研究会富山大会【北信越ブロック開催】開催要項
 
 
 
第51回富山大会ご案内
PDF▶︎      富山大会最終案内.pdf
 
 
第51回富山大会開催要項
PDF▶︎  第51回富山大会開催要項 修正版.pdf
第1日教育懇談会 ホテルグランクラス富山の電話番号の記載に誤りがありました。訂正の上お詫び申し上げます。